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1 派遣はキャリアアップに貢献 派遣社員は、期間の長短はありましても、さまざまな会社で仕事をこなしてきたわけですから、経験の強みとキャリアが豊富であるのが一般的です。 職務経歴書では、そのキャリアの豊富さがあなたの商品価値の売りになるわけでから、大いに自己主張すべきです。 ただ、注意しなければならないのは、会社から指示された仕事をこなしたという受動的なものではなく、派遣を通じて、完全にキャリアアップをしてきたことを前面に押し出すべきでしょう。 2 実務能力による即戦力をアピール はっきりした職種で働いてきた人やスキルを求められて働く派遣社員については、採用側も「派遣社員は即戦力があり、すぐに会社のために役立つ人材」という認識を持っています。 ですから、期待されているということを意識して、あなたがこれまでどんな仕事に携わり、どういう実績を上げてこられたかを、職務経歴書には具体的に記載し、あなたの得意分野などもしっかり書いておきましょう。 書き方としては、あなたの希望職種に関連する職種や業種の会社をクローズアップして書きます。 在職期間が短かったり、希望職種とあまり関係のないような会社は、会社名と期間、業務内容を簡単に書いておけばよいです。 3 正社員になりたい理由を明確にしておく よく正社員を希望する理由として、「安定した企業であり、福利厚生も充実している」などと書く人がいますが、これなどは、会社に対する勤労意欲があるのかどうか疑われても仕方がないでしょう。 採用担当者をうならせるためには、「今まではいろいろ経験がしたくて派遣社員をしていたが、自分の目指すべき道が見えてきた今、会社の組織の一員として総合的にかかわりたい」など、全力で会社に貢献したい意欲を示すのがよいでしょう。
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