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志望動機を応募企業の採用担当者が重視することは、逆に言えばあなたを売り込む絶好の機会でもあります。 あなたと応募企業が望んでいる人材ニーズの接点を探し、自分が会社に対して「これができる」ということをアピールすることが大切です。 ですから、ここだけはサンプルなどを当てにせず、自分の言葉で表現することが大切で、相手の心を覚醒させなければなりません。 ありきたりの表現では、それだけで損をしていると考えてください。 1 会社の求めていることと自分がやりたいことの接点を探る 応募企業はいろいろあるでしょうが、その中で、「なぜこの会社なのか」を明確に伝える必要があります。 それには、企業研究が欠かせず、情報を集めた上で、自分のこれまでのキャリアと「あなたのやりたいこと」を整理し、会社の求める人材ニーズの接点を探ります。 接点が見つかれば、あなたは会社で「これができる」、あるいは「あれができる」と明確に主張でき、それが志望動機につながるのです。 2 あなたの採用が会社のメリットにつながることを主張 志望動機を書くときにとくに強調したいのは、あなたが企業にとって、どう役立つかということです。 中途採用の場合には、即戦力を求めているので、人材ニーズがはっきりしています。その求められている即戦力がどれだけあるかということをアピールすれば良いでしょう。 志望動機に説得力を持たすため、自分のスキルや能力はもちろんのこと、経験や、自分ならではのエピソードなどを盛り込めれば言うことなしです。 志望動機は、面接でも必ず聞かれますので、あいまいな答えをしないよう、しっかり自分なりのイメージを作っておくのが良いです。 3 通常の表現はNGです 採用担当者は、この志望動機に、あなたの売り込む能力を見ようとしていますので、個性あふれる記述を期待しているのです。 それだけに、どの企業にも通用するような、具体性に欠けた内容や「やる気だけはだれにも負けません」などと言った精神論は、ひと目でウンザリされてしまいます。 志望動機欄は、唯一自由に書けるスペースですので、あなただけにしか書けない内容を盛り込みましょう。
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