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1 人と違う経歴は自己アピールの材料に 「転職者用」として市販されている履歴書用紙の学歴欄は、最終学歴から書き込むようになっていますが、これは新卒者の人と違い、学歴よりも、今まで何をやってきたか、を重視するためです。 注目されるのは、仕事での実績と能力ですから、もし、仕事の実績と学歴の内容が違うような場合には、大いにアピールする材料になります。 たとえば、大学の工学部を卒業しているのに、自動車の販売で実績を上げているとしたら、その経歴をアピールすることで、評価されることも考えられます。 書類選考で有利になると思われることは、大学での卒業論文のテーマなどでも、しっかりと書いておきましょう。 2 不利な条件は、理由を明確にしておきましょう 浪人経験や留任などは、あえて書く必要はありませんが、中途退学したような場合には、卒業の場合と同様に学歴欄に中途年次を、学校名を記入します。 できれば、中途にいたった原因も書いておくのがベターです。 中途退学といえば、一般の人は、「大学を最後まで頑張ってやれる人間ではなく、何ごとも長続きしない性格だなあ」と思われるなどして、悪いイメージを企業側に抱かせてしまいます。 明確に理由を書くなどして、他人のヘンな詮索を避けるためです。 3 名称は省略しないこと 一般の場合、小学校、中学校は卒業年月のみ、高校からは入学年月と卒業年月の両方を記入します。 たとえ、同じ名称であっても、フルネームで書き、「〃」などの略記号を使うのはルール違反と考えてください。 留意したい例 ・「○○高校」→「○○高等学校」 県立であれば、「○○県立高等学校」 市立であれば、「○○市立高等学校」 ・学部、学科、専攻まで記載するのが基本 ・アピールポイントは忘れず記入 「卒業論文」や「研究テーマ」があれば、じゅうぶんアピールポイントになりますので、しっかり書いておきましょう。
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